移動介助に潜む危険性と注意点

歩行・移動介助の種類と注意点

歩行状態は千差万別です。
正に人の数だけ歩き方に種類がありますし、転倒の危険性も人によって変わってきます。

  • 前に倒れる人
  • 後ろに倒れる人
  • 横に倒れる人
  • 膝から崩れ落ちる人
  • フッと意識消失が起きバタンと倒れる人

様々です。

 

一度倒れると骨折や箇所によっては元の歩行状態に戻らない可能性も高いため、転倒は最も注意すべき事故です。

 

基本的な歩行の介助

まず、基本的な歩行の介助は横に付き、手のひらと脇を支えます。
こうすることで、自分側に倒れたら手のひらで重心を支え、脇をもつ事が出来ますし、反対側に倒れても腕を引っ張る事が出来ます。

 

前からの介助が必要であれば、相手の肘を持ち、相手にも自分の肘を持ってもらいがっしりと組んで移動します。

 

どちらの介助にも言える事は、人の体は左右に揺れないと前に歩けないという事です。
もちろん詳しいことは資格取得の時に勉強しますし、実技で覚えた方が分かりやすい。

 

ですので、あえてこちらに書いておくのならば、その左右のふりの幅が人それぞれ違うという事です。

 

これが数センチ単位で大きく振れてしまうと横に転倒の危険があります。常に付き添い、出来るだけ手を組ませてもらい早く幅を覚える事が肝要です。

 

杖歩行

次に杖歩行の方。
「杖」と一口に行っても最も一般的な「一点杖」、足が四又になっている「四点杖」、人を囲うようにして使う「歩行器」など。

 

杖歩行

 

それぞれも、折り畳みであったり、手をついて立ち上がる持ち手があったり、キャスターがついていたりと、実に様々な種類があります。

 

これらを選ぶのは理学療法士。
その人の立ち上がりと歩行のレベルに合わせて、最もバランスのとれたものを使っています。
介護者は、その使い方と安全な方法を知り、危険性を取り除きます。

 

ちなみにカート歩行の方もいらっしゃいます。
カートと歩行器は転倒の危険性を防ぐ役割もあります。

 

車椅子

そして車椅子
簡単なようですが、手足を巻き込まないこと・段差に気を付けることを守るにはなかなか難しいものがあります。
というのは、車いすが安全なのは床が平坦な室内。

 

それに段差が加わっただけでも座っている人にとっては結構な衝撃です。
まして、外ならばなおのこと。

 

どの歩行でも、全く「安全である」とは言えません。
常に見守りを続け、日々変わる歩行状態にも注視する事が大切です。


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