一般浴に関する介護について

一般浴の入り方

歩行が比較的安定している方は基本的に一般浴のご案内になると思います。

 

ここでいう「一般浴」とは「大浴場」のこと。
階段付の銭湯のような形状をしています。
手すりがあれば階段を下りられる方は出来るだけこちらに入っていただくことになります。

 

基本的に介護者は洗髪と背中を流す以外のことはしません。
色々お手伝いすると残存機能を奪ってしまいかねないからです。
出来たことが出来なくなってしまっては元も子もありません。

 

脱衣時の介助

入浴中は肌のチェックです。
発疹・褥瘡・内出血・怪我などがないかを見て、必要なら浴後に看護師と共に確認します。
家で入浴の機会がない場合、ここで思わぬ病気を発見することもあります

 

着替えですが、片麻痺があったり、足を高く上げる事が難しい方には介助をしなくてはいけません。

 

基本的には「脱健着患」(だっけんちゃっかん)といって、「脱ぐのは健康な方から、着る時は患部から」こうすることで簡単に脱ぎ着が可能です。

 

浴室と脱衣室の部屋の温度には気を付けましょう。あまり差がついていると心臓と血管に負担がかかります。

 

入浴拒否にはどうしよう?

拒否が多いのも入浴の特徴です。
「今日は入らなくていいよ…」とおっしゃる方は多いです。出来るだけ「入ってさっぱりしましょう」と声掛けをしてみましょう。

 

無理にお勧めすることは出来ませんが、入浴は施設だけの方の場合ですと理由なく入らないことはデメリットが多いからです。

 

入りたくない理由がある方には何故かを聞いてみて、もし解決できそうな理由であれば希望にこたえましょう。
本当は入りたいのに何かが邪魔をして入れないのであれば助けるのも介護者の役目です。

 

例えば
「今日はなんだか歩きにくいから入りたくない」
⇒この日だけでも入浴用車いすを使ってのご案内に変更

 

「めんどくさくて入りたくない」
⇒説得して、場合によってはシャワーだけでもいいでしょう。入ってみたら意外と気持ち良くて結局湯船にも入っちゃって、湯上りは「気持ちよかったね」と上機嫌!という方も多いです。

 

他にもいろいろありますが、まずは希望を聞くことが必要です。
気持ちよく入っていただくよう出来る限りの用意をしましょう。


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