機械浴と個人浴について

機械浴と個人浴の違い

入浴と一口に行っても、その人の身体状況に合わせて機械浴や個人浴などの種類があります。
それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

 

機械浴

機械浴とは、その名の通り機械で囲まれた浴槽を使って、入浴して頂きます。
ほとんど歩くことが困難な方で男性のように大柄な方は、こちらの浴槽での案内が多くなります。

 

特徴として、洗髪・洗体・入浴をほぼ座ったままで完了する事が出来ます。
入浴用ストレッチャーを使用し、ストレッチャーごと湯船へのご案内が可能です。

 

ベルトを装着し、ブランコのような状態でご案内するものもありますが、施設介護だとストレッチャー型のものが一般的でしょう。
ジャグジーの様に泡が出てマッサージ効果があるものもあります。

 

実際に実物を見てみないことには何とも想像が難しいものですが、要するにお風呂の一面がぱかっとドアのように外れて、そこからストレッチャーを滑らせて配置するのです。
入浴の際に危険なことはありませんが、温度の確認が必要です。

 

個人浴

個人浴とは、一般のご家庭にあるお風呂と最も近いものです。
またげる方は介助付きでまたいで頂きますが、立位が難しく小柄な方は職員の二人介助で抱えるようにして入っていただきます。

 

お風呂の中には座りやすいよう入浴用のいすと滑り止めのマットを使用します。
いずれの入浴にも、入っている時間や健康状態を注意します。

 

体調、安全の管理と職員の動き

 

体温、血圧のバイタルサインをチェックすることもそうですが、「今日は風邪気味」「なんだかふらふらする」などの体調の変化があった場合はその状態に合わせて短時間にしたり、シャワーだけにしたりする柔軟さも求められます。

 

また、そういった変更を職員間で周知していないといけません。
変更を知らないま入浴してしまうという事がないよう、連絡を行き渡らせて連携を図ることを忘れてはいけません。

 

職員間の連携が最も重要なのは入浴介助の時ではないでしょうか。
入浴介助は

  1. 利用者・入居者が滞在しているホール
  2. 移動時の廊下
  3. 脱衣所
  4. 浴室内

と場面が変わります。
その分職員の人員もグッと減らされるのです。
他の職員がどこで何をしているのかを全員が知っていないといけない為、情報のやり取りを常に行う事を要求されます。

 

入浴のメリットはたくさんありますが、安全に入浴する事が大前提です。
安心して入浴して頂けるようにしていきましょう。


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